2014/08/18

出産のご報告

ご覧下さっているみなさま、いつもありがとうございます。
しばらく空いてしまっていた間に何をしていたかというと、7月18日に元気な男の子出産をしました。
今日でちょうど一ヶ月。母子ともに元気です。



いきなりすぎてびっくりかもしれませんね。
このブログをはじめ、妊娠していた事は周りにもあんまり言っていなくって。
昨年末に妊娠がわかり、2月に入院中の父が他界し、
父の亡くなったそのちょうど5ヶ月後にこの子が産まれました。
生まれ変わりとかそういう風には思っていないけど
人の命の不思議に胸がきゅうとなります。
2014年になってからは、急スピードのジェットコースターに乗ったような目紛しい変化に特に2月はちょっと気持ち的にいっぱいいっぱい(なんとかかんとかふんばってやっていましたが)そして産休に入る直前は、前倒しの仕事と毎日変わる体調に、もう少しゆっくりすればよかったなあ!と今となっては思います。

だけれど過ぎれば昔の事、今となっては大きくなったお腹も、それで着れなくなったスカートやパンツ、ぺたんこになった靴のヒール、胎動でぐりんぐりんおなかが動いて机に向かって絵を書いてもすぐに疲れていた事、「本当に信じられないねー」と何度も夫と生まれてくる赤ちゃんを想像をした夜や朝、10ヶ月に起こった事はもうすでに懐かしくてあまずっぱい長い夢のような出来事です。

今は無事退院して母が実家の金沢からこちらに滞在しており、赤ちゃんとこれまでにないくらいに不思議なふにゃふにゃした時間をすごしています。

息子に名前をつけました。今の所どのお名前事典にも載っていない。
妊娠中に夫が考えた名前、産まれた顔をみてからもしっくりそんな顔に見えた。でも互いの両親に報告したら反対じゃないけどびっくりハテナ顔。自信にぐらつきながらも、入院中病院で名前を初めて書く機会があり用紙を提出にいった後、しばらくしてエレベーターに一緒に乗りあわせた看護士さんにこんな風に話しかけられたのでした。
「あのー…先ほど後ろから見えたんですけど、すごく素敵な名前ですね。どうやって考えられたんですか?名前ってこうやってつけるんだなーってわたし感動しました。このご時世にすごくいい名前ですね。」って。
これが本当に嬉しかった。神様がこの看護士さんに化けて現れたんじゃないのかとまで思ってしまった。まちがってないぞわたしたちは。
それはわたしの描く絵みたいな名前。口にするとちょっと楽しい、いい気分になるような名前。
世界に生まれておめでとう。お誕生日おめでとう。たくさんの人に呼んでもらうんだよ。